Google AnalyticsレポートをGoogle スプレッドシートアドオンで自動化してみた (集計編)
こんにちは!まちいろの日高@マーケティングチームです。
今回はGAレポート自動化ブログ第2弾!Googleスプレッドシート(Google Analyticsアドオン)で設定した集計テンプレートを使って実際にアクセスを集計してみます。
第一弾はこちら
集計範囲を設定する
設定編では集計対象サイト、Metrics(指標)とDimension(軸)を設定しました。
設定内容はReport Configrationシートに記載されています。
集計を行うにあたって必要なソート順、集計期間、集計数などを設定します。
項目 | 内容 |
---|---|
Start Date | データ取得開始日(日付型で記載) |
End Date | データ取得終了日(日付型で記載) |
Last N Days | 過去N日間(デフォルト7日間)開始・終了日より優先される。期間で集計する場合は空欄にする。 |
Sort | ソート順。 DimensionsまたはMetricsに設定した項目の中から指定。 項目名の先頭に – を付けると降順にソートされる。 |
Max Results | 最大データ取得件数。 |
例えば、2016年4月の集計をセッション降順で100件取得したい場合はこのようになります。
集計範囲を変えることで、
集計をとる
ここまで設定が完了したら、実際に集計データを取得します。
アドオンタブ、Google AnalyticsからRun Reportを選択します。
すこし待つとResult Reportポップアップで、集計が成功/失敗したことが表示されます。
集計が成功すると、設定したReport Nameと同名のシートが作成されます。
シート中Result Breakdownが集計詳細です。
複数集計を設定する場合は、集計毎にシートが作成されます。
まとめ
Google Analyticsレポートを自動化するために必要なステップは4つです。
Google スプレッドシートにGoogle Analyticsアドオンを追加する
アドオンCreate new Reportで集計サイト、指標を設定する
Report Configurationシートで集計範囲、件数を設定する
Run Reportで実際に集計を取得する
集計を効率的に短時間で行い、結果から分析・次のサイト改善のための時間を多くつくることが可能です。
Google スプレッドシートなのでグラフ化、ピボット集計を使ったさらに細かい集計をとることも可能です。
ぜひ、Google Analyticsアドオンを活用してみてください!