まちいろブートキャンプの取り組みについて
こんにちは、まちいろの工藤 (@macococo) です。
今回は、まちいろ内で昨年末より実施している「まちいろブートキャンプ」という取り組みをご紹介いたします。
まちいろブートキャンプとは?
「まちいろブートキャンプ」とは、まちいろの社内研修の1つとして実施している技術研修メニューです。
- ハンズオン形式で実施 (一部は座学)
- どの業務でも必要となる技術スキルを対象とする
- 一部のプロジェクトで必要となるような技術は対象外とする
- スキルだけでなく、コーディング規約や開発・運用上のルールも共有していく
といった特徴があります。
昨年末から現在までに以下のカリキュラムが実施されており、現在も随時拡充されています。
実施の背景
これまでまちいろでは、技術書やドットインストール・schoo といったオンライン学習サイトを活用した研修を行い、その後 OJT で業務と併せてスキルや開発・運用ルールを習得していってもらう形を取っていましたが、
- 研修が自己学習の形であったため、習得度にムラが出てしまう
- 業務へのアサインが、メンバー個人が元々持っているスキルセットに依存してしまう
といった課題がありました。
これらの課題を解決し、まちいろメンバー全体のスキルを底上げする施策の1つとして、まちいろブートキャンプを実施することにしました。
実施の効果
本来 IT ブートキャンプと言えば、短期で実施するカリキュラムというイメージですが、 現在はカリキュラムを作成しているフェーズのため、月1回程度の間隔で無理せず実施しています。
これまで Git 操作に慣れていなかったメンバーが現在では git-flow で開発を行ったり、新しい AWS 環境の構築を Ansible で自動化してみたりと、少しづつですが効果が出てきているように感じます。
また、カリキュラムを決定するにあたって、事前に組織として注力すべき技術をまとめる作業を行ったため、開発チームの中長期的な課題を共有する良い機会も得られました。
最後に
まちいろはまだまだ小さなチームですが、その分ひとりひとりが伸びることで組織が大きく成長できる状況にあります。 今後も引き続き、チームの成長のための施策を模索していきたいと考えています。